僕とAV

僕はAVが大好きだ。AVというと女性は毛嫌いするかもしれない。しかし、少し考えて欲しい。誰しもが様々な人生を歩んできたと同じ様に、AVに関わっている人にも人生というものがもちろん存在する。

僕は、CDを聞くときは二通りの楽しみ方があると思う。まず音を楽しむ。その次は、そのCDに関わる人間関係だ。アーティスト自身はもちろん、プロデューサーや所属事務所などである。 そのCDを出すのにどのようなドロドロした事があったのか、想像するだけで頭を振りたくなる。


AVにももちろん先程述べた人間関係というものが存在する。というか陳情である。「お金欲しいから一作品だけ出てみようかな。てへ」立派に反りたった"それ"より固い決意が、大人の事情でその後何本も作品に出てしまう柔な物に変わる。想像するだけでイケちゃう。


このような楽しみ方を覚えてから、現在のアルバイトをするのを大変楽しみにしていた。「CDが好きだからこのバイトにしました!」はぁ?んなわけあるか?AV安く借りれるからに決まってんだろバーカ。


しかし、この想いは簡単に砕け散った。


「私、AV借りに来ている人軽蔑してるんだよね。」


僕が片思いしている人のこの一言で、僕は長い長い禁欲生活が始まった。